1月は1年で最も寒いと言われる大寒が控えています。寒い時期に飲みたくなる冬の飲み物といえば、甘酒。
大寒(1月20日)は、このあたりに最も売れることから「甘酒の日」でもあるそうですよ。
最近では甘酒のさまざまなパワーが話題となっているそうです。
子どもから大人まで飲める甘酒はダイエットや健康にも良いと幅広い世代から人気のようです。
いったいどのような効果があるのでしょうか?
甘酒の効果
甘酒は「飲む点滴」と言われるほど多くの栄養素を含んでおり、さまざまな効果をもたらしてくれるそう。
新陳代謝や脂肪燃焼を促すビタミンB類とアミノ酸、腸内環境を整える乳酸菌、痩せやすい体を作ってくれる酵素も見逃せません。
また、ブドウ糖が血糖値を上げる為、食前に飲むと食べ過ぎ防止にもなるそう。
他にも麹菌による美白効果も期待できるそうです。
甘酒ダイエットのやり方
ダイエット目的で甘酒を飲む場合には、1日1食を甘酒に置き換えるだけ!
なんと約3日で効果が出始めるそう。
いつものおやつを甘酒に置き換えるだけでも効果が実感できるのだとか。食べ過ぎた翌日の1食置き換えにもオススメです。
腸内環境を整えたい人には朝に飲むのが良いそうです。
また寒い冬はなかなか朝は布団から出られないという人は、起きてすぐに甘酒を飲むとよいそう。
お腹の中からじんわりと温まり、体の内側から目覚めさせてくれます。
甘酒の選び方
甘酒には2種類あります。
米と米麹からつくる米麹甘酒と酒粕と砂糖を煮溶かしてつくる酒粕甘酒です。
ダイエットに甘酒を使う場合には、米麹タイプを選びましょう。
酒粕から作る甘酒には、砂糖とアルコールが含まれているためダイエットには向かないそうです。
甘酒の恩恵を十分に味わいたいなら、市販のものを使うより、手作りがおススメだそうです。
甘酒って作るの大変なんじゃない?と思うかもしれませんが、実はお鍋ひとつで作れます。
簡単に作れる甘酒の作り方を紹介します。
甘酒の作り方
●材料
- 乾燥米麹 100g
- 水 150g
●作り方
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- お鍋に水を入れ、65度くらいまで温める
- 乾燥米麹を手で割りながら、1に加える。60度くらいまで下げながら混ぜる。水分の多いお粥くらいになるように水の量を調整する
- 魔法瓶に移しかえ、8~10時間程度保温すれば、完成
※4時間くらいで再度、鍋に移し替えて60度くらいまで温めてから、魔法瓶に入れると糖化が進んでさらに甘くなるそうです。
甘酒には生きた酵素が多く含まれています。
この酵素は、70度以上の温度になると働きが失われてしまうそう。
そのため、甘酒を作る場合には温度が要となります。
様々な健康効果が期待できる甘酒ですが、だからといって長期間甘酒ダイエットをするのは栄養が偏る原因になるそう。
短期間のダイエット方法として、考えた方がよいそう。
いかがでしたか。
この冬は甘酒で、体を温めて寒さを乗りきましょう!