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スイカダイエットはいかが?美肌・夏バテ効果も◎


夏の果物といえば真っ先に思い浮かべるのがスイカ!

今年はもう召し上がりましたか?

夏も中盤になるとスイカもお求めやすくなります。

そこでスイカを使ったダイエット法をご紹介させていただきます!

スイカの栄養

スイカというと、ほぼ水分で特に栄養はないように思われていますが、実はダイエットに有効な成分が豊富に含まれているのです。

カリウムが豊富!

スイカは昔から腎臓病の妙薬として知られてきました。
これはすいかに体のむくみを取り除くカリウムが多く含まれるからでしょう。

カリウムには利尿作用があり、塩分を体外に排出してくれる作用があります。
むくみが気になる人は、特に積極的に食べたい果物なのですね。

ただし、多めの塩をかけて食べてしまうと、塩分がむくみの原因になってしまうので、なるべくそのまま食べるようにしましょう。

また、カリウムには、疲労回復効果もあり、夏バテにも効果があると言われています。
夏には欠かせない果物なのですね!

アンチエイジングにβカロテン

スイカには100g中にβカロテンが830マイクログラム含まれています。
緑黄色野菜の定義は100gあたりに、カロテンが600マイクログラム以上含まれること。

そうなのです、実はスイカは緑黄色野菜のひとつだったのです。

(農林水産省によって定められた分類は、果実的野菜。スイカは野菜であり、果物でもあるのだそうです。)

このβカロテンは抗発がん作用や免疫賦活作用で知られています。
さらに体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そしてのどや肺などの呼吸器を守る働きがあると言われています。

新陳代謝を促し、肌の老化を予防してくれるβカロテン。
緑黄色野菜をたくさん食事で摂ろうとすると大変ですが、スイカなら美味しくたくさん食べられそうですね。

トマトよりも多い? リコピン


スイカに多く含まれる成分に「リコピン」があります。
リコピンというと、トマトに多く含まれるイメージがありますが、なんとスイカにはトマトよりも多くのリコピンが含まれているのだそうです。

このリコピン、シミ・そばかすの原因となる活性酸素を減らす働きがあり、老化予防に効果あり。
また、体脂肪を燃焼してくれる効果もあり、呼吸器系の免疫力を高めるとも言われています。

夏のお肌対策にもぴったりだというわけですね。

美肌に効くシトルリン

ほかにもスイカには、最近注目の「シトルリン」というアミノ酸が含まれ、こちらは美白効果が得られると言われています。

シトルリンには、血管を若返らせる効果も。
これにより、動脈硬化の予防や、冷え性の改善なども期待できるそうです。
スイカは体を冷やしてしまうイメージがありますが、こんな効果もあるのですね。

さらに、血流が良くなるということは、代謝も活発になるということ。
シトルリンを得ると、体内の脂肪が燃えやすくなるようです。

これだけ効果があるスイカ。

すぐにでも食べたくなったのではないでしょうか?

それでは、スイカによる嬉しい効果が分かったところで、スイカダイエットのやり方をご紹介しましょう。

スイカダイエットの方法


スイカダイエットとは1食をスイカに置き換えるというダイエット法です。

スイカ1/8カット(400g)を朝食として食べるだけ。
皮や種の重さは含みません。

朝にスイカを摂ることで、丁度いい水分と栄養を摂取することができます。

また夕飯をスイカにするという方法もあります。

こちらはスイカを好きなだけ夕食に食べるというもの。

スイカの約90%は水分なので、満腹感が得られやすくなります。
しかも、100gあたり37kcalと低カロリーなのがうれしいですね。

ただし、糖質は100gあたり、9.2gと決して少ないとは言えない量が含まれています。
ダイエットを意識するなら、食べすぎないように注意しましょう。

より効果的に! きな粉スイカでダイエット


ダイエット外来の専門医、工藤孝文先生考案のきな粉スイカダイエットも、合わせてご紹介します。

こちらは、置き換えではなく、普段の食事と合わせた方法です。
やり方は、スイカ1/8カット(400g)ときな粉30gを夕食時に食べるだけ。

スイカにきな粉をかけて食べるだけなのでとても簡単です。
(スイカの水分でしっとりとさせると食べやすいみたいです!)

工藤先生によると、きな粉に含まれる「アルギニン」と、スイカに含まれる「シトルリン」を同時に摂取すると、一酸化窒素を多く作り出すことができるのだそうです。
一酸化窒素は血管を膨らませてくれるので、血流が良好になり、代謝アップにつながるのだとか。

スイカときな粉というと意外な組み合わせですが、試してみる価値はありそうです。
体重増加が気になっているあなた、気軽にできるダイエットを探していたそこのあなた!

スイカダイエットを試してみるのはいかがでしょうか?

さあ、この夏はスイカときな粉を冷蔵庫に常備してみましょう!

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気象病の基礎知識

8月の天候や気圧変化の特徴と気象病~夏バテとあせもに注意~

目次


8月の天候の特徴
立秋(8月7日頃~8月22日頃)の天候と気圧変化
処暑(8月23日頃~9月6日頃)の天候と気圧変化
7月の気圧変化の傾向
8月に現れやすい気象病の予防と対策
夏バテ
あせも

8月の天候の特徴

8月の天候には下記の特徴があります。

  • 太平洋高気圧と猛暑日
  • 雷と夕立・雷三日
  • 夏台風

太平洋高気圧と猛暑日

南から太平洋高気圧に広く覆われる夏型の気圧配置が続くと全国的に晴れて気温が上昇し。35℃以上の猛暑日が現れるようになります。一度猛暑日になると夜の気温もあまり下がらず熱帯夜となり、朝の気温が高い状況で日中晴れると再び猛暑日となるという状態が続きやすくなります。

雷と夕立・雷三日

北日本方面を通過する気圧の谷に伴って上空に寒気が流れ込むと大気の状態が不安定となり雷が発生することがあります。気温が上昇した午後に山沿いを中心に雷が発生して夕立になりますが、上空に寒気が流れ込むと雷が3日くらい続きやすくなることから、「雷三日」(かみなりみっか)と呼ばれます。雷雨があると3日くらい続く恐れがありますのでご注意ください。

夏台風

太平洋高気圧に広く覆われている時期に日本付近に接近してくる台風を「夏台風」と呼んでいます。太平洋高気圧が張り出している時期は台風を東に進ませる上空の西風が日本の北を流れているため西風の影響を受けず、太平洋高気圧の縁に沿って大陸方面に進んだり、自力でゆっくり北上したりします。台風が自力で進むような時は進む方向が定まらず向きがころころと変わる変わることがあり、このような台風は「迷走台風」と呼ばれ、予測が難しく十分な注意が必要になります。

立秋(8月7日頃~8月22日頃)の天候と気圧変化

立秋(りっしゅう)は暦の上では秋となり、立秋以降の暑さを残暑と呼びますが、10日頃までは最も気温が高い時期にあたり季節としては真夏です。また、前半は高気圧に覆われて晴れて気温が上昇して西日本を中心に猛暑日が現れやすい時期でもあります。
太平洋高気圧に広く覆われる日が多く現れ、気圧変化の小さい日が多くなりますが、太平洋高気圧の勢力が周期的に弱まるタイミングで気圧の谷が通過して北日本を中心に気圧が低下する日がありますので、気圧変化を確認するようにしてください。また、台風が接近して気圧が大きく低下することもありますので、日本の南海上に台風が発生している時は、台風の動きに十分注意するようにしてください。

処暑(8月23日頃~9月6日頃)の天候と気圧変化

処暑(しょしょ)は暑さが収まる時期という意味です。日中はまだまだ暑さが続きますが、朝晩は涼しく感じられるようになります。また、後半は日中の気温も暑さがゆるむ日が現れるようになります。
引き続き太平洋高気圧に覆われて晴れて暑い日が多くなりますが、北日本を気圧の谷が周期的に通過して気圧が低下する日がみられるようになります。また、台風が接近することがあり、発達した台風が接近して気圧が大きく低下し体調が悪化したり、大きな被害をもたらすこともあります。台風の進路が定まらないケースもあり、台風が発生している際は、台風の動向に十分警戒してください。

8月の気圧変化の傾向

下記の図は東京の2017年~2020年の8月の気圧の状況です。赤マークが気圧の変動が大きく特に注意が必要で、次いで黄色、黄緑、水色で、水色は体調への影響が比較的小さかった日を示しています。
気圧の傾向は年による違いが見られました。

2017年8月の気圧の傾向

前半は西日本に上陸した台風の影響で気圧が大きく低下した日があり、また小さい低気圧の影響を受けて気圧がやや低下した日が多くなりました。このため、気圧の比較的安定した日が少なく、気象病がやや起こりやすい日が多くなりました。後半は比較的安定した日もありましたが、前半に続き気圧がやや低下した日が多く、大きく低下した日もあり、気象病がやや起こりやすい状況でした。

2018年8月の気圧の傾向

高気圧に覆われて比較的気圧の安定した日も周期的に現れましたが、6個の台風が次々と九州方面を中心に日本列島に接近や上陸をした影響で気圧の低下した日が多く、気象病が起こりやすい日が多くなりました。

2019年8月の気圧の傾向

上旬は高気圧に覆われて比較的気圧の安定した日が多くなりましたが、中旬は西日本に上陸した台風の影響で気圧の低下した日が多く現れ、下旬は大気の状態が不安定な日が多くなりました。このため、中旬以降は気象病がやや起こりやすい状況が続きました。

2020年8月の気圧の傾向

前半は気圧の谷の通過で手記的に気圧が低下する日もありましたが、高気圧に覆われて比較的安定した日が多くなりました。後半は気圧の低下は一時的となり、高気圧に覆われて比較的安定した日が多く、気象病が起こりやすい日は少なくなりました。

「頭痛ーる」とは?

8月に現れやすい気象病と体調管理

夏バテ


暑い日が続くと、体がだるい、やる気が出ない、食欲が出ないといった夏バテの症状が起こりやすくなります。

夏バテには次のような症状があります。

  • 体が重い、だるい
  • 食欲がない
  • 下痢や便秘などの消化不良
  • 体が熱っぽい
  • 頭痛
  • むくみ
  • やる気が出ない
  • めまいや立ちくらみ

夏バテの主な原因

室内外の温度差による自律神経の乱れ

屋外は非常に暑く、屋内は冷房が効いて寒暖差が大きい状況で、屋外と屋内を行き来すると体温を調節している自律神経の交感神経と副交感神経の働きが頻繁に変化することになり、正常に働くことができずに自律神経の乱れが夏バテの症状を引き起こします。

水分不足

体温を下げるために、大量の汗をかきます。汗をかくことで体内の水分やミネラルが失われ、適切な水分補給が行われないと、脱水症状が起こり、頭痛や食欲不振、だるさなどの体調不良を招きます。自律神経の中枢である脳にへの血流も悪くなり、自律神経が乱れる原因になります。

胃腸の乱れ

自律神経は内臓の働きもコントロールしていることから、自律神経に乱れが起こると胃腸の働きが低下します。また、体の水分が不足すると胃酸の分泌が減少し胃腸の働きが弱まります。この時期は冷たいものを飲んだり食べたりすることが多くなりがちですが、胃腸が冷えると胃腸の働きが悪くなり、食欲不振や下痢、便秘などの消化不良を引き起こします。

睡眠不足

日中の気温が上昇して32℃を超えるようになると夜に気温があまり下がらず、25℃以上の熱帯夜になります。このような暑さの影響で寝つきが悪くなったり夜中に目が覚めてしまったり、睡眠不足に陥りやすくなります。睡眠不足になると自律神経の働きに乱れが起こり、疲れが取れなかったり夏バテの症状が出るようになります。

夏バテ予防

こまめな水分補給

水分補給が適切に行われないと夏バテの症状を引き起こしやすくなりますので、こまめに水分を補給するように心がけましょう。熱中症予防のために適切な塩分も取り入れると良いでしょう。

十分な睡眠

自律神経の乱れを整えるためには十分な睡眠が欠かせません。毎日7~8時間程度の睡眠時間を確保するように心がけましょう。寝入ってからの3時間は体を修復してくれる成長ホルモンの分泌が高まるため、睡眠の質を良くすることが大切です。寝初めにエアコンを上手に活用して熟睡できるようにしましょう。

湯船につかる

エアコンが効いている室内に長くいると気づかないうちに体を冷やしていることがあります。湯船につかると体がしっかりと温まるため、血行が良くなり、体の筋肉がほぐれます。体の筋肉がほぐれると、副交感神経が優位になり、自律神経の乱れの改善につながります。また、副交感神経が優位になることが、リラックスにつながり、ぐっすりと眠れるようになります。

あせも


気温が高くなると汗をかきますが、汗をかきっぱなしにしてしまうと汗が汗管に詰まって皮膚の中に溜まり炎症を起こします。この発疹のことを一般的にあせもと呼び、正式には汗疹(かんしん)といいます。
あせもは赤ちゃんや子供がなるイメージですが、近年は猛暑により汗を大量にかくことが増え、大人にもあせもができやすくなっているようです。

あせもになりやすい場所

首元や胸元

特に髪の毛の長い人は首元や胸元に汗が溜まりやすくなります。

・女性の胸の下

下着が密着し蒸れやすくなります。

背中

リックサックやショルダーバッグの肩掛け部分は蒸れやすくなります。

・皮膚が重なっている部分

膝の裏や肘などの関節付近や肥満でお腹の皮膚が重なっている場所は汗が溜まりやすくなります。

あせもの予防方法

肌を清潔に保つ

汗をかいてそのまま放置しておくことが、あせもの一番の原因です。肌を清潔に保つためにも、汗はこまめに拭き取るようにしましょう。乾いたタオルよりも清潔な濡れタオルで優しく拭き取るようにするのがおすすめです。
汗をかくことが予想される場合は通気性や速乾性の良い服を選んだり、着替えを用意することも大切です。

肌をゴシゴシと洗わない

汗を流すためにシャワーを使用する際には優しく洗うようにしましょう。熱いお湯で流したり、ゴシゴシ洗ったり、洗浄力の強い石鹸類で洗うと皮膚が乾燥してバリア機能を弱め、炎症を起こしやすくなりますので注意してください。

室内の温度管理

エアコンを使用して室内の温度を管理し、汗のかきっぱなしにならないようにしましょう。

8月の天候や気圧変化の特徴と頭痛などの体調へ影響するポイントを理解して、体調管理を行うようにしてください。

【参考文献】
日本成人病予防協会 健康管理コラム

この記事の監修者


飯山隆茂
飯山 隆茂
気象予報士/健康管理士
気象予報士として25年以上にわたり気象情報の提供に従事。頭痛ーる開始後からサービス追加に関わり、健康管理士取得後は気象と健康の両面から健康管理の普及に努める。

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暑さに「弱い人」「強い人」の差はどうやって生まれる?

暑くなると、体調を崩したり、倦怠感を覚えたりする人がいる一方、全く大丈夫な人もいます。この差はどこから生まれるのでしょうか。

(暑さに弱い人と、強い人の違いとは?)

晴れ間が広がると、真夏のように暑くなる日もあります。急に暑くなったことで体調を崩したり、倦怠(けんたい)感を覚えたりする人がいる一方で、こうした暑さでも全く大丈夫な人もいます。「暑さに弱い人」「暑さに強い人」の差は、何が原因で生まれるのでしょうか。内科医の市原由美江さんに聞きました。

男性の方が暑さに弱い傾向

Q.暑さに弱い人と強い人の差は、何が原因で生まれるのでしょうか。生まれつきの体質や遺伝が関係するのですか。

市原さん「もちろん、遺伝的な要素もありますが、基本的には筋肉や体脂肪、皮膚上の汗を分泌する汗腺が多いか少ないかが、暑さに弱い人と強い人の差になります。そのため、暑さに弱いか強いかは、周囲の環境によって変わる可能性があります。

例えば、暑い地方に住んでいる人は、熱を生み出しにくくするために基礎代謝が低かったり、汗をかいて熱を放出するための汗腺が多かったりと、その地域に体が適応しています。つまり、暑い環境に不慣れな人でも、徐々に慣れると考えられます」

Q.暑さに弱い人と強い人について、男女差や年齢差はありますか。

市原さん「性別では、男性の方が女性よりも暑さに弱い傾向があります。男性の方が筋肉量が多く、基礎代謝が上がって体温も上がりやすいからです。また、男女とも体脂肪が多いと、熱を体外に放出しにくいため暑さを感じやすく、肥満傾向のある人は暑さに弱いといえます。年代別では、高齢者は体温調節機能が低下し、汗をかきにくくなって熱の放出が少ないため、暑さに弱くなります」

Q.「水をこまめに飲む人は暑さに負けず、逆に水をまとめて飲む人は暑さに負けやすい」と聞いたことがあります。

市原さん「事実ではありません。こまめに水分補給をしている人について、『熱中症になりにくい』イコール『暑さに強い』というイメージを持つ人がいるのかもしれませんが、関係ありません。ただ、暑さに強いかは別として、こまめに水を飲む人が暑さによる熱中症になりにくいのは事実です」

Q.皮膚にある汗を分泌する「汗腺」が発達しているかどうかも、暑さに強いかどうかに関係するようですね。よく「汗腺を鍛えよう」と聞きますが、どうやって鍛えるのでしょうか。

市原さん「汗が皮膚から蒸発するときに熱が奪われることで、体温が調整されています。汗腺の機能が発達していれば、効率よく汗をかいて体温調整がうまくできることになります。定期的な有酸素運動や半身浴で適度に汗をかくといいでしょう」

Q.暑さに弱い人が暑さに強くなるには、どのようにすればよいですか。

市原さん「まず、肥満の人は内臓脂肪を減らしましょう。先述のように適度な運動などで汗をかくことも大切です。熱中症には十分注意する必要がありますが、冷房などで過度に体を冷やさず、汗をかくことで汗腺の機能を保ちましょう」

(オトナンサー編集部)


市原由美江(いちはら・ゆみえ)
医師(内科・糖尿病専門医)

横浜鶴ヶ峰病院付属予防医療クリニック副院長。自身が11歳の時に1型糖尿病(年間10万人に約2人が発症)を発症したことをきっかけに糖尿病専門医に。病気のことを周囲に理解してもらえず苦しんだ子ども時代の経験から、1型糖尿病の正しい理解の普及・啓発のために患者会や企業での講演活動を行っている。また、医師と患者両方の立場から患者の気持ちに寄り添い、「病気を個性として前向きに付き合ってほしい」との思いで日々診療している。糖尿病専門医として、患者としての経験から、ダイエットや食事療法、糖質管理などの食に関する知識が豊富。1児の母として子育てをしながら仕事や家事をパワフルにこなしている。オフィシャルブログ(https://ameblo.jp/yumie6822/)。

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夏バテ、肌荒れ対策、健康維持にも♪今が旬!トマトを使ったダイエットとは?


サラダなどで食べる機会が多いトマト。

ジュース、トマト缶などいろいろな保存法があるので、手に入りやすいですよね。

ダイエットで取り入れている人も多いのではないでしょうか。

今回はトマトの効能、トマトを使ったダイエット方法についてまとめてみました!

トマトの効能3つ

トマトの効果1:肌の老化防止効果

トマトの赤い色素の元となる「リコピン」。

トマトジュースは、加熱破砕しているため、効率よくリコピンを摂ることができます。

リコピンは、肌に蓄積して紫外線などによる活性酸素の害から肌を守ってくれる色素成分。

さらに、肌のバリア機能や保水機能を担う角層の新陳代謝を促すほか、しわを減少させる働きも。

実は、生ではなく、加熱したほうが栄養価がアップするそうですよ。

生トマトとホールトマト缶でリコピンの栄養価を比較すると、なんと2~3倍以上も高くなるのだとか。

このリコピンには、新陳代謝を促し肥満を防ぐ効果のほか、コレステロールを取り除き善玉コレステロールを増やす働きや、抗酸化作用により美肌をもたらす効果などがあります。

トマトの効果2:ダイエット効果

血圧を下げる効果も期待できるため、病気の予防にもなるそう。

またトマトには食物繊維を含むので、便秘の改善にも役立つようです。

トマトはダイエットだけでなく、健康面でもさまざまな効果をもたらすとは意外でした。

筆者も血圧が気になった時期があり、無塩のトマトジュースを勧められたことがありました。

不思議に思いつつも飲み続けていたら血圧が安定してきたので驚いたのですが、これはリコピンパワーのおかげだったのですね!

トマトの効果3:クエン酸で疲労回復

トマトにはクエン酸が含まれています。

クエン酸は体内でエネルギーとなる成分のひとつで、激しい運動や労働で消耗したグリコーゲンを早く回復させる力があるそうなんです。

クエン酸はトマトの他にもグレープフルーツやレモンなどの柑橘系の果物やパイナップル、キウイ、梅などに含まれていますよ。

トマトダイエットのやり方


トマトダイエットをするなら朝に食べるのが良いそう!

朝食にリコピンを摂取することで身体への吸収が良くなり、より効果を得られやすくなるのだとか。

また、リコピンは油に溶けやすい性質があるため、オリーブオイルなどと一緒に摂ると身体に吸収されやすくなるようです。

朝が忙しい人はカンタンにトマトジュースを飲むだけでもOK!

リコピンは人間の体内では作ることができない栄養素なので、毎日の習慣をつけることが良いそう。

今日からトマトを食べる生活、スタートしてみませんか?

トマトダイエットの注意点


トマト缶などを使用する際には塩分が多くなりすぎないように気を付けて。

塩分の取り過ぎはむくみを引き起こすことがあるようです。

生トマトの場合にはフライパンで焼いて食べるなど工夫をすると良いそう。

夏野菜と思われがちなトマトですが、味が美味しいといわれる旬は「春~初夏」にかけてだそうです。

なかなか生のトマトを買いに行く暇ないという人はトマトジュースから始めてみてはいかがでしょうか?

トマトジュースはコンビニでもよく置いてあるので、気軽に手に入ります。

夏バテ&夏に向けたダイエット対策として、ぜひトマトダイエットを活用してみください。

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※こちらの記事はインターネット、SNSのクチコミやテレビ番組で取り上げられたやり方をまとめたものを紹介したものです。結果を保証するものではございません。