“春眠暁を覚えず”といいますが、季節の変わり目に体がついていかない……なんてことありませんか?
この時期は何かと慌ただしいせいなのか、どうもノリがいまいちだったりします……。
春にボーっとするのは、季節ごとに変わる基礎代謝と新陳代謝のバランスの変化についていけないからなんだとか…。
寒い間は生命を維持するために、基礎代謝を上げて体温調節をする一方で、細胞を新しく入れ替える新陳代謝を下げて余分なエネルギー消費を減らし、脂肪などをため込んでいます。
それが、暖かくなると基礎代謝は下がり、新陳代謝は活発になるので、体の中の不要物がどんどん排出されて、体が新しく生まれ変わろうとするんですって。
冬→春は“目覚め”の時期なんですね。
春野菜の力をかりてデトックス!
野菜たちも同じように、寒い冬の間はじっと我慢して栄養をたっぷりため込み、暖かくなってくると、どんどん大きくなって花を咲かせます。
春野菜は、新芽やつぼみなど、未熟な部分を食用とすることが多いので、季節に必要な栄養成分がギュッと詰まっています。
それらは、独特のえぐみや苦みを感じることが多く、冬の間に溜まってしまった脂肪や毒素・老廃物を体のそとに追い出し、体内の代謝を高めて疲労回復させる効果があるんです。
夏に向けて新陳代謝が活発になるこの時期に、春野菜たちの力を借りて体の中のいらないものをどんどん追い出してしまいましょう!
春野菜で体を目覚めさせよう!
春に摂りたい野菜を効能別にまとめました。
胃腸の調子を整える:春キャベツ
胃腸を整えるためには “春キャベツ”がおススメです。
キャベツには、有名な胃腸薬でお馴染みの成分が含まれていて、胃を健康に保つ働きがあるんです。
胃腸の健康維持をサポートするビタミンU、抗ストレス作用や抗酸化作用のあるビタミンCが含まれています。
さらに、外葉には骨を強くするはたらきを持つビタミンKも含まれています。
これからの時期は、巻きが柔らかく、葉がみずみずしい春キャベツが出回ります。
ビタミンや食物繊維も豊富なうえに、肝臓に脂肪がつくのも抑えてくれるそうです!
食物繊維が豊富:たけのこ
春を代表する旬の食材といえば、たけのこですよね。
たけのこは収穫後時間が経つほど、えぐみがますので、早めに下茹でしておくとよいそうです。
他にも食物繊維が豊富で便秘解消や予防に役立つのは、うど、ふき、グリンピースやスナップエンドウなどがあります。
解毒効果:新玉ねぎ
玉ねぎといえば、血液をサラサラにするという効果がみなさんよくご存じだと思いますが、解毒効果も野菜ナンバーワンなのだそう。
玉ねぎに含まれる ケセルチンやグルタチオン、セレンなどがドロドロになった血液をサラササラにし、 毒素を体外へ排出しやすくしてくれます。
今の季節だと新たまねぎが美味しい時期ですよね。柔らかくて甘味のある新たまねぎは生で食べるのがおすすめです。
玉ねぎの他にも、春野菜に多い苦み成分には解毒効果が含まれているそうです。
疲労回復、代謝アップ:さやえんどう
さやえんどうに含まれるビタミンB1、B2が糖質の代謝を上げて、疲労回復効果が期待できます。
他にもアスパラガス、うどもおすすめですよ。
花粉症対策:菜の花
実は菜の花は抗酸化ビタミンの宝庫で、中でもビタミンCの含有量はトップクラス。
抗酸化ビタミンには下記のような働きがあることから、菜の花は花粉症対策におすすめなんです。
- ビタミンA(βカロテン):鼻やのどの粘膜を健康に保ちます。
- ビタミンC:アレルギー作用をやわらげます。
- ビタミンE:強い抗酸化作用が、アレルギー症状を活性化させる活性酸素を抑えます。
代表的な春野菜をピックアップしてみました。
季節に必要な栄養成分をたっぷり含んだ旬の野菜たちは、健康的できれいな体つくりに欠かせません。
季節感を楽しみながら、ぜひとも毎日の食卓にとりいれてみて下さいね。
あわせて読みたい記事
- 新茶の季節に始めたい!ペットボトルでもOK♪お茶ダイエット
- 毎日0.5キロずつ痩せられる!?「バターコーヒー」ダイエットとは?
- 冷え症・ダイエットにも◎驚くべき「だし」の効果とは?
- 肌への影響だけじゃない!?侮れない紫外線!UVケア対策2019
- 食べるだけで代謝UP&むくみも改善?黒豆ダイエット
※こちらの記事はインターネット、SNSのクチコミやテレビ番組で取り上げられたやり方をまとめたものを紹介したものです。
出典:ダダダダイエット